飼いやすいメダカはどの種類?飼育しやすい改良メダカはどれ?

飼いやすいメダカはどの種類?飼育しやすい改良メダカはどれなのか説明します。

普通体型であれば飼いやすいメダカも飼いにくいメダカもあまり差がない

最初に結論から言うと、普通体型であれば、飼いやすいメダカも飼いにくいメダカもあまり差がありません。もちろん、中には累代が進んだせいで、虚弱な種類のメダカもいるにはいるのでしょうが、そこまで極端に飼育が難しいということはありません。

ただし、だるま体型やヒレナガ体型などの、普通体型以外のメダカであれば話は別です。特にダルマ体型のメダカは転覆病や松かさ病などにかかりやすく飼育が難しいです。

ヒレナガはそこまで難しくありませんがヒレが破れやすく尾ぐされ病に感染する可能性が普通のメダカよりは高くなります。

実際にメダカ販売店にお伺いしてもダルマ体型のメダカはあまり販売していないことが多く、おそらく管理が非常に難しいのだと思われます。

特に丈夫で飼いやすいメダカの種類もある

ただし、メダカの中でも特に丈夫で飼育しやすいメダカもいます。たとえば野生のクロメダカは改良品種のメダカと比べると明らかに丈夫で飼いやすいです。

これらの丈夫で飼育しやすいメダカは、同じ条件で飼育していても病気になりにくく卵も生みやすいです。初心者の方は飼育しやすいメダカを選んで購入してみるといいでしょう。

飼いやすいメダカ選びよりもコンディションの良い個体選びが重要

また、飼いやすいメダカ選びよりもコンディションのよい個体を選ぶことが遥かに重要です。病気に感染していればどれだけ強いメダカを購入しても意味がありません。病気になっていなくて健康そうなメダカを選びましょう。

https://sanlaizu.co.jp/medaka-guide/post-2557/

飼いやすいメダカの種類のおすすめを紹介。

飼育しやすいメダカの種類を紹介します。

黒系メダカ

「ブラック」などの名前の、黒系のメダカは非常に丈夫で飼育しやすいです。普通の楊貴妃やミユキメダカよりもはるかに丈夫で病気にも感染しにくく、調子を崩しにくいです。おそらく野生の原種メダカに近いからだと思うのですが、改良メダカの中でも突出して飼育しやすいと思います。

もちろん黒系のメダカがすべて丈夫なわけではないですが、色が黒いメダカは全体的に飼いやすい傾向があるので、丈夫なメダカを購入したい方は目安にするといいかもしれません。

幹之メダカ

幹之メダカは青白い体色で背中が光っている最もポピュラーな改良メダカです。改良メダカの中では非常に丈夫で飼いやすく初心者にもおすすめです。どこの店でも売られていますしホームセンターなどでも取り扱っているお店が多いです。メダカ初心者にもおすすめできる飼育しやすいメダカです。

楊貴妃メダカ

楊貴妃メダカも非常に丈夫で飼いやすいメダカです。普通のヒメダカよりも色が濃くて美しいことから、おそらく日本で最も流通している改良メダカです。ただ、私の主観では水槽で飼育していると多分ミユキのほうが若干強い気がします。それでもトップクラスに飼いやすいですしホームセンターでも売られているので購入しやすいメダカです。

白メダカ・青メダカ

白メダカ・青めだかもホームセンターなどでよく販売されています。安価に販売されているお店も多く、コンディションが悪い個体も多いですが、基本的に丈夫で飼育しやすいメダカだと思います。

その他改良メダカ

その他の改良メダカも普通に飼育するだけなら特に虚弱ということはありません。ですが、メダカは他の魚から細菌や寄生虫などをもらいやすいので病気には注意しましょう。

ヒメダカ

ヒメダカは黄色いメダカの改良品種で最も日本人に馴染みが深いです。非常に飼育しやすく小学校などでも幅広く飼育されています。値段も安価で1匹数十円前後で販売されています。

黒メダカ

黒メダカは日本に生息している野生のメダカでニホンメダカ、クロメダカとも言われています。改良メダカのもとになった品種であり、非常に強い生命力を持っています。40度近くなるような炎天下の真夏の水田などでも平気で泳いでいますし、汚いドブ川にも意外と生息しているため、飼育下でも非常に飼育しやすいです。

普通体型のメダカならどれも同じぐらい

たしかに黒系のメダカなど、丈夫なメダカもありますが、普通体型のメダカならどれも飼いやすさは同じです。

実は、改良メダカが作出されるようになってからたかだか10年ぐらいしか経っておらず、そこまで遺伝的に弱い品種などはまだいないようです。

ただし、ダルマメダカなど体型がおかしいメダカは飼育しづらいので注意しましょう。

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