猫を飼いたい。
けどペットショップで買うんじゃなくて、保護猫や、譲渡会で授かりたいって方いると思います。
“殺処分されてしまうのなら” “金銭的な問題で” “生き物を買うといった行為が嫌”
様々な理由で、譲渡会に参加される方は年々増えている傾向です。
自分もそうでした。
そして縁があり、今ではおてんばな三毛猫さまが部屋中を所狭しと走り回ってパトロールをしております。 それはオモチャじゃないよ。イヤホンだから噛まないで、、、
【猫の譲渡会についての基礎知識】
猫の譲渡会ではただ必ず譲渡してくれるかというと、そうでもありません。
里親や会によって様々な決まりがあります。
もちろん、費用が発生するケースも。
代表的なのは、
・トライアル期間
約2週間“お試し”で猫を迎え入れ、飼う事が出来るか判断する。
・里親の審査
ペット可の物件か、譲渡される側の家族構成や仕事まで聞かれる事も
・過程報告
里親になったら、猫の成長過程を写真付きで報告。
ほんのごく一部ですが、正直“非常に面倒くさい”です。
“審査って何様だよ” “なんで面接みたいな事されなきゃならねーんだよ”
とお思いでしょう。うんうん。
“だったらペットショップで買うわ”
とか、思っちゃう人もいますよね。そうそう。
【譲渡会が面倒な理由】
ネコの譲渡会が面倒なのは、色々と理由があるんです。
それは、“虐待”
中には小動物を飼うといいつつ虐待の末、殺してしまう飼い主もいるのが現状です。
動物愛護の観点から、そういった人たちの手に渡らない為にも飼い主がちゃんと愛をもって育ててくれるのかを見極める必要が里親、譲渡会の方々にあるのです。
本人たちも好きで厳しくしてるつもりはないのでしょうが、“猫の為”と考えたら、致し方ない事なのでしょう。
【猫の譲渡会の体験談】
自分も色々な地域の譲渡会に参加しましたが、その経験を簡単にお話しします。
・カップルでの譲渡会参加は譲渡されずらい。
これ、鉄板です。未婚の彼氏彼女で参加しただけで、“どうせ飼わないんでしょ” “猫カフェ感覚できたんでしょ”と、言葉に出さなくてもオーラがビンビンに伝わります。
もし別れてしまった際の猫の親権問題、そのまま捨てられてしまうんじゃないか、といった懸念からでしょうね。でも、そんなに邪険にしなくていいじゃない!
・自宅から遠い譲渡会は、譲渡されずらい。
これも良くわかりませんが、以前、都内の譲渡会へ参加した時。
猫親「お住まいはどちらですか?近所ですか?」
自分「いえ、埼玉の奥地です、運命の出会いを探しにきました。」
猫親「あら、、だいぶ遠い所から、、、う~ん」
自分「なにか問題でもありますか?」
猫親「いえ、ただ様子を知りたい時とかすぐ行けないなって、、」
猫親「埼玉でも譲渡会ありますけど、ココじゃなく、そちらに参加されては?」
自分「、、、」
なんで最寄りじゃなきゃダメなん。
それ以前に、家にしょっちゅう来る気だったの?すげー迷惑、怖い、リスカしよ。
となったのを覚えています。
“決まったルールはなく、主催者独自のローカルルール”はあります。
参加される前に、一度HPなどで詳細を確認する事をお勧めする。
家族での参加は譲渡されやすい?
これ、あると思います。
18年生きた猫が亡くなり、意気消沈してる母を見かねて、家族で譲渡会に参加した事があるんですが、その時の里親やスタッフのごり押しっぷりがすごかったです。
まるでデパ地下の試食の様に色々な猫を“抱っこしてください~” “いい子ですよ~” “兄弟でよかったら~” と、皆が猛アピール。
全然態度ちがうじゃん!と思う気持ちをグッと堪えて猫と戯れる。可愛い。
まとめ
ネコの譲渡会はこの様に、参加されるメンバー、場所によっても様々なルールや、親切、不親切なスタッフさんいらっしゃいます。
めんどくさいと思うかもしれませんが、虐待を防ぎ、猫に幸せな一生を過ごしてもらう為と考えたら、多少の手間は我慢できるのではないでしょうか。
因みに猫が家にやってくる日、里親から1万円を請求されました。
何の費用か詳しく教えてくれなかったけど。いいけどさ。
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