「お、窓空いてるやんけ、ちょっと脱走したろ!」
隙を見つけては脱走を試みる好奇心旺盛な猫。飼い主からしたらたまったもんじゃない。
戻って来ないでこのまま迷子になってしまったら、、、交通事故に巻き込まれたら、、、野良猫と喧嘩して怪我しちゃったら、、、と、考えるだけでどんどん不安になってくるし。
実際に、18年生きた我が家の化け猫も何度か脱走をしましたが、いつの間にか帰還してソファでくつろいでる事がしばしば。
【そもそも猫はなんで脱走するの?家にいるの嫌なの?】
理由は色々あると思うけど、一番は猫の性格上”好奇心”なんじゃないかと。
動いてるものとか、カサカサ音するものにはすぐ飛びかかるし、外を眺めてはキョロキョロ
してるしね。気になってしょうがないなんだろうな。 他の理由として考えられるものは、
・発情期
去勢手術をしていない猫たちは、子孫を残すパートナーを求めて脱走する事もあるんだ。
知らん顔でふと帰ってきたとしても、もしかたら既に性の悦びに目覚めているかもしれない。
繁殖予定がない飼い主さんは、早めに避妊・去勢の手術をお勧めする。
・ストレス
猫は少しの環境の変化でもストレスを感じやす生き物だから、引越して今の家に慣れていなかったり、騒音がする環境だと、”あかん!!”ってピューっと飛び出しちゃう事も。
【脱走しちゃった!どうしよう!?】
本当は脱走しないように柵とか、戸締りを完璧にして”脱走させない環境”にしとくのが理想なんだけど、猫は人間の思考より斜め上から攻めてくる生き物。やっぱり猫は頭が良くて可愛い。
ぶっちゃけ、脱走したら結構めんどくさい。心配だし、仕事なんて手につかなくなるぞ。
・とりあえず、近所を探す。
ビビリな猫の場合、脱走したはいいけど”なんやこれ、、、ワイの思ってた世界と違う!動けへん!”ってなっちゃってる事も。
植木とか、車の下、木登りして降りられなくなってる場合もあるから、まずは近所のそういったスポットを重点的に探してみよう。
因みに猫は1日の行動範囲が半径100m前後と言われてるから、そう遠くへは行っていないはず、安心。
・玄関や脱走した箇所に仕掛けを置く
帰って来れるように玄関を少し開けてあげ、猫の好きなオヤツやごはんを置いてみよう。
お気に入りのおもちゃを置いて置くのもいいかもしれない。
それと、愛用している、ニオイがついてるモノを置くのも効果があるかもしれない。
・誰かに保護されてるかも
人見知りしない猫だったらすぐ誰かに保護されてる可能性もある。
警察や、保健所に連絡がないか確認してみよう。
それと、もし保護された場合に備えて、首輪やチャームに猫の名前、連絡先を書いて置くといいと思う。もしもの時にかなり役立つはずだ。
・SNSで拡散する
よく見るよね、猫探しのツイート。
しかもリツイートしてくれる人も多い気がする、自分も見つけたらするし、それだけ猫好きが多いって事か、いい事だ。
ただし、ちゃんと詳細の説明、写真、逃げた場所などを忘れずに記載しよう。
・猫探してますポスターの作成
動物病院とか、近所のスーパーとかによく貼ってあるアレ。
今ではスマホでデザインしたのをセブンネットプリントへ飛ばしてブイーンってすぐ印刷出来るから便利よね。SNSより見られる人数は少ないと思うけど、そのぶん近くに住んでる人からの有力な情報を得られる可能性は高いと思うぞ。
【見つけタァ!けど超警戒してる!どうしよう!?】
テレビでよく脱走猫を捕まえる探偵さんみたいな人いたけど、プロでも難しそうだった。
音を立てずに、ゆっくりと、優しく名前を呼んであげる。これ鉄則。
・エサで釣る
猫の大好きなオヤツとかで釣る作戦。
脱走犯を探しに行く時無意識に手にチュールを握りしめていた経験、絶対にあるはず。
・おもちゃで釣る
猫お気に入りおもちゃをシャカシャカして誘い出す作戦。
微動だにしない場合は、エサで釣る作戦とダブルで攻めてみよう。
ソロリソロリ近づいてきたら、洗濯ネットなどを一気にガバッと被して保護するべし。
猫はドアノブも開けちゃうし、窓も開けちゃう事も。
必ずロックをしたり、フェンスを設けたり、お出かけの際はゲージに入れるのが安全かもしれない。
また、脱走してしまった場合を想定して、マイクロチップを装着するのもありだ、なんだかカッコイイし。
犬や鳩だけじゃなく、猫も家に戻ってくる帰巣本能があるけど、根気よく探してあげようじゃないか。猫も帰りたくても怖くて動けなくなってるかもしれないし。パートナーを見つけて知らない地へ旅たつかもしれないし。
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