猫にも寿命がある。
我が家で18年生きた化け猫も、亡くなる3日前位から動けなくなったのを覚えている。
いつものクッションの上で横たわり、呼吸をするのもやっとな状態。
次第に鼓動もゆっくりになっていき、まるで眠る様に最期を迎えた我が家の猫だった。
とても不安で悲しい気持ちになるが、こればっかしは誰にも防げない事。
受け入れるしかないと思う。
【猫が危篤状態になったとき、我々ができる事】
もうこの先長くないと解っていても、いざ実際に愛猫が危篤状態になった場合、どうしていいか判らない人も居るだろう。
いざという時の為に、猫が安心して最期を迎えれる様にしてあげて欲しい。
・無理に抱っこしたり、撫でない。
心配でついつい撫でたり抱っこしてしまいがちだが、危篤状態の猫にその様な行為はストレスを与え逆行為。
なるべく触れずにそのままにしてあげて、落ち着ける環境を作ってあげよう。
・食事、水分補給の手伝い
自力で餌を食べるのも難しいと思う。
むしろ動く事もままならないと思うから、
スプーンなどで食べやすい様、口元に運んであげよう。お水は近くに置いてあげたり工夫してあげると嬉しいはず。
・病院に連れて行く
病院によっては延命措置をしてくれる。
だからといって何週間、何ヶ月もって訳ではないが、少しでも長く生きれる様に手を尽くしてくれる筈だ。ただ18年生きた我が家の化け猫は、病院が大嫌いだったので連れては行かなかった。最後は自宅で看取ってあげたかったから。
・埋葬や葬儀をするか考える
つらいかもしれないが、他界した後の事も考えなければいけない。
今では人間と同じように火葬をしてくれる業者もあるし、お墓もある。
ただ金銭的な問題もあるので、そういった事が出来ない家庭もたくさんあると思う。
別記事でも書いたが、保健所に連絡すれば来てくれる地域がほとんどだ。
幼少期に飼っていたウサギは保健所の職員が引き取りに来てくれた。
しかもかなり丁寧に、“お悔やみを申し上げます”と深々とお辞儀まで。
遺族の事をちゃんと考えてくれているのが伝わった。
また、費用もほぼ掛からないので、選択肢の一つとして検討するのもありだと思う。
まとめ
あの時ああしてあげたら、もっと遊んであげればなんて、居なくなってから気づくもの。
ネコが危篤状態になる前に、日々愛情を持って接してあげて欲しい。
少しでも長生き出来る様に、住環境を見直してあげて欲しい。
ストレスが軽減されれば、どの分長く生きて癒しを与えてくれるのだから。
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