猫は運動神経が良い。
人間よりも関節の稼働箇所が多く、高い所から逆さまに落下したとしても瞬時に体制を立て直し無事着地する事が出来る。そうその姿はまるで忍者の様だ。忍者見た事ないけど。
しかし加齢や肥満によっては身体のパフォーマンスが下がり、いつも通りの動きをしていても骨折や神経を痛めてしまったりとケガをしてしまう事もある。
猫はケガをしても“痛い!”とか“骨折れた!病院連れてってくれい!”などと話すことが出来ない。
その為ケガの発見が遅れたり、きづかないままなんて事もあるんだ。
“ウチの猫は外出しないから安全だし大丈夫ザマス”なんて思ってる飼い主さんは注意して欲しい。部屋の中だけでもケガをしてしまう要因はたくさんあるぞ。
【猫がしやすいケガ】
・捻挫
キャットタワーやカーテンレールからダイブをしたり、ドアに挟まれたり、足元に居るの気づかなくて踏んづけちゃって等、原因は様々だ。
“部屋の中だけだから安心ザマス”なんて事はないぞ。
捻挫の症状
熱が出たりするんだけど、パっと見ではわからない、“熱あるかも”って言ってくれないし。
解りやすいのは、足を引きづってる時は、捻挫に限らず必ずケガをしてると思うからすぐ病院へGOしよう。
・骨折
これも高い所からのダイブや人間に踏まれたり、喧嘩でも骨を折る事がある。
また歳をとると骨密度が低下するからよけいに折れやすくなるぞ。
骨折の症状
これも歩き方がおかしかったり、猫に触れた時に嫌がるそぶりをみせたらケガをしてる恐れがあるからすぐ病院へGOしよう。
・傷
コレ、こいつのせいで我が家の18年生きた化け猫は亡くなりました。
“ただの傷なんかで”って思う人もいるかもだけど問題はそこじゃなく、
傷口から細菌が入って炎症しちゃう。ってところ。
特に老猫は免疫力も低いからすぐ弱るぞ。
18年生きた化け猫は、不法侵入してきた野良猫とバトルの末、しっぽの付け根とお尻を噛まれ、痛くてトイレが出来なくなった。
何度か病院につれていったんだけど、ケガから2週間くらいで息を引き取ったんだ。。
悲しくなるからこれ以上はやめておこう。
あと、目に傷を負うと失明するから気を付けてね。
傷の症状
傷口が化膿や炎症、腫れる事も。
猫は毛に覆われているのもあってか、出血をしない事もあって気づきにくい。
外出する猫が帰ってきた時は、ケガをしてないかチェックしてあげよう。
【応急処置とかできる事はないんか?】
傷がわかって、出血などしていたら濡らしたガーゼで汚れをふき取ってあげて、
細菌の感染を防いであげよう。
あとは一刻も早く、病院で診察する事を強くお勧めする。
動物は人間の言葉を話せないから何を思っているのか、考えているのかが伝わりずらい。
だからこそ、“いつもと様子がおかしいな?”って感じたら放置しないで、なるべく早く病院で診察をしてあげよう。
あ、事前に電話して症状を伝えて、判断を仰ぐのもありだと思うぞ。
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