新型コロナウィルスの影響で東京オリンピックが延期になったり、マスクが手に入りずらかったり、トイレットペーパーの買い占めがあったり、イベントやフェスの自粛が相次ぐ今、街行く人々もどこかネガティブな空気と、ピリピリさが伝わってきます。
ストレスを発散する場所もなく、仕事や生活も今後どうなってしまうのか不安になってしまいますよね。
そんな時、私は膝に猫をのせ身体をナデナデします。
猫が飽きだしたらおもむろに猫じゃらしをチョイチョイと上下に揺らし猫を誘惑し一緒に遊ぶ。するとどうだろう、モヤモヤやイライラが無くなるんです。
猫は“自分勝手な生き物”なイメージが強いですが、それは間違ってはいません。
しかし、猫にはそこに居るだけで人間を“癒し”てくれる不思議な力があるんです。
あのフワフワな毛で覆われた身体をナデナデした時のなんともいえぬ感触。
そしてリラックスし始めた時に喉を鳴らす“ゴロゴロ”音が聞こえた時の嬉しさ。
一日の大半を寝て過ごしている猫の姿を見ているだけでも癒されるのは私だけではないはず。
猫は遥か昔、エジプトから日本へやってきたと言われています。
大変珍しく、高貴な人しか飼う事が出来ませんでした。
かの一条天皇が猫好きだったのは有名な話。
猫をイジメてた犬を島流しにする程の猫に対する愛が強かったんです。
それは、人に“癒し”と“安らぎ”を与えてくれるとても大事な存在っだたから他にありません。
仕事が忙しくて疲れて帰ってきた時に“にゃ~ん”とお出迎えをしてくれる。
もしくは“お、帰ってきたんか”と寝床から顔をヌッと出しまた寝始める。
そんな自由気ままに過ごす猫たちを羨ましく思いつつも、“そんな頑張り過ぎるなよ、気楽にいこうぜ”と我々に伝えてくれているのかもしれない。
“ストレス社会”とはよく言ったもので、日本人は他人の顔色を伺いすぎだし、人の目を気にしすぎ。他人と違う事を極端に嫌がり、メディアやSNSの不確かな情報に流されすぎ。
“買い占めはやめろ”といいつつドラッグストアに長蛇の列。面と向かって文句を言えないから、SNSで他人を攻撃。
もうそんなくだらない事に時間を費やして、心を貧しくするのはやめよう。
気持ちは解る。だけど憎しみはネガティブな事しか生まないと思うんだ。
そんな事する時間があったら私は猫の肉球をモミモミマッサージをしながら“気楽にいこうぜ”とポジティブな“気持ち”を常に猫から吸収し、日々の活力にするだろう。
“何もしてない様で、いつもしてくれている”それが猫の魅力なのかもしれない。
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